1月1日 歳旦祭
元日は新しく年を数える日であり、数え年では元日に一歳年を取ります。
新しい年・月・日を寿ぎ、年神様に感謝し、神前に国家・国民・氏子・崇敬者を言祝ぐ神事です。
1月14日 とんど焼
どんど焼きとも言い、小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)などを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やします。
賀茂神社では毎年1月14日に行われます。
2月第2日曜日 百々手祭
流鏑馬や御歩射などと同じ弓行事で、西讃岐を中心に弓を射る行事として行われています。
五穀豊穣、厄落とし、厄払い、無病息災、家内安全、といった悪鬼退散の目的で弓を射ます。
計二百本の矢を射ますが、二本を一手とみなすことから「百々手」の名がついたとされています。
また、「百」の漢字には「たくさん」という意味も込められています。
4月第2日曜日 祈念祭
春に、この一年の気候が順調で五穀が豊穣であるようお祈りします。
5月14日(2017年のみ) 人形浄瑠璃讃岐源之丞里帰り公演
仁尾町が繁栄していた江戸の昔、商家の旦那衆が、叶座という人形座を組織して賀茂社の大祭に奉納芝居をしていました。
その後明治38年頃、三野町の三好富太郎氏が人形の頭や衣装を引き継いで以来、現在まで人形浄瑠璃・讃岐源之丞(県の有形無形民俗文化財指定)として保存継承されてきたものを今年、およそ110年ぶりに賀茂神社にて奉納公演を行います。
5月15日 お神楽奉納
神様に奉納する舞のことです。家内安全・五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って舞います。
お神楽は神様に奉納する舞ですが、楽しみの少なかった昔は村人達の数少ない娯楽でした。
6月15日 大祓い
この半年間の不浄なものを清浄に、不良なものを善良に、災厄を除いて来年の幸福と平和を祈る行事です。
9月1日 お籤入れ
秋祭りの主催者である頭人5人を決める神事で、神前にての頭人の名前を書いた紙片を祝詞をあげながら「御幣串」で拾い上げます。
頭人を出した家は頭屋(当屋)と呼ばれます。
10月第2土曜日 秋季大祭宵宮
宵宮は秋祭りにおける神迎えの神事です。
日が落ちてからお参りに来る人達は、今年1年の無事を感謝し次の1年の安泰を願って神官の祝詞と巫女の舞で清めてもらいます。
帰りには頭人が甘酒をふるまいます。
10月第2日曜日 秋季大祭と長床神事
五穀の豊穣に感謝し、季節の幸や海の幸を供え氏子総出で神に感謝し祝います。
御神霊は伝承のとおり、神輿ではなく御神船で町内を巡幸し還御をもってお祭りは終わります。その間なぎなたや・獅子舞・ちょうさ(太鼓台)の奉納が行われ、長床では香川県の無形民俗文化財である長床神事が行われます。
11月15日 七五三
11月23日 新嘗祭
五穀の収穫を祝い、最初に収穫した稲を供え翌年の豊穣を祈願します。
現在は「勤労感謝の日」として国民の休日となっています。
12月31日 大祓い
この半年間の不浄なものを清浄に、不良なものを善良に、災厄を除いて来年の幸福と平和を祈る行事です。
年間行事