灯篭の修繕工事について
現在、賀茂神社にある石灯篭の構造は石を積み重ねているだけで倒壊防止対策がなされていません。設置場所には地盤沈下等の経年変化がみられ、現在すべての灯篭が西側あるいは樹木根による隆起で境内の外側つまり道路側に傾斜しています。傾斜している灯篭は少しの衝撃で倒れる可能性が有ります、その際通行人や特に境内で遊ぶ子供たちに被害が及ぶのではと危惧しています。また東日本大震災のあと近い将来西日本に南海・東南海地震が起きる可能性がマスコミなどで指摘されています。大型台風や地震の際は倒壊した灯篭が避難路をふさぐ障害物となることが想定されます。そのため灯篭の倒壊対策が必要と宮司、役員一同従前より憂慮しておりました。
山城の国、京の上賀茂神社の御分霊を仁尾に勧請されて、来年940年を迎えます。この機に賀茂神社崇敬者、氏子の皆様に下記の要領で灯篭修繕のご協力を御願いするものです。
賀茂神社崇敬者、氏子各位(お配りしたご協力のお願い状全文)
謹啓 時下ますますご清祥のことと存じ上げます。平素より賀茂神社の護持運営に格別敬神のご尽力を賜り深く御礼を申し上げます。
当賀茂神社は平安時代の応徳元年(西暦千八十四年)仁尾に勧請されて以来本年九百三十九年を迎えるに至りました。此れひとえに敬神厚き先人の護持継承のお陰と存じます。
常夜灯・灯篭は現在積み重ねてあるのみで特段の倒壊防止対策はなされておりません。倒壊して境内で遊ぶ子供たちや通行人が怪我をしてはと宮司・役員一同従前より憂慮しておりました。随神門前の大灯篭は特に下段の石組みが開いて倒壊の恐れがあり安全のため令和四年度の秋祭りに際しあらかじめ解体いたしました。
近年、地盤沈下または樹木根による隆起のため玉垣・灯篭の傾きが顕著になり、一の鳥居から境内を囲む一連の常夜灯の多くが道路側に傾き、又は不安定になっております。来年賀茂神社勧請九百四十年を迎えるにあたり、玉垣を別として道路に面した常夜灯の基礎固め・上下の連結等の倒壊防止対策工事を実施する事と致しました。これらの地盤強化・灯篭倒壊防止工事に左記の費用が見込まれます。
見積額 九八〇万円 工事内容は添付図面を参照願います。
先般自治会長の皆様方を通じ、前年度の会計報告に際し氏子費の増額と獅子・太鼓台の御札初穂料をいただくお願いをしたばかりであり、また近年の新たな感染病による社会情勢の厳しき折柄大変に心苦しいのですが、これから先も末永く仁尾町の守り神として賀茂神社を護持していくために何卒御了意の上ご協賛・ご支援を賜りたくお願い申し上げます。
記
氏子一戸当たり 一口 壱万円 口数は何口でも可
お振り込みの場合 観音寺信用金庫 仁尾支店
口座名 賀茂神社 代表役員 原 正圀
店 番 008 口座番号 0565260
尚、寄進された方々のご芳名を芳名録碑として新たに設置いたします、費用の関係で10口以上を石板碑とし、九口以下の方々は恐れ入りますが他材質とさせていただきます
令和五年一月吉日
賀茂神社崇敬者各位
賀茂神社宮司 原 正圀
建設委員長 塩田将雄 ・同副委員長 河田清数 ・建設委員 ・吉田安徳 ・監 査 倉本一利
建設委員 河田哲治 ・建設委員 河田光明・ 会 計 吉田好希
建設委員 吉田達典・ 監 査 塩田当弘・ 建設委員 河田芳孝 ・建設委員 塩田富雄 ・建設委員 河田 雄一
お願い状
同封
工事図
賀茂神社灯篭修繕工事に伴うご協力のお願い