賀茂神社に伝わる謡曲「蔦賀茂」を元に下掛宝生流の能楽師「安田 登」先生が書き下ろした「つたじまのおろち」を能の手法を使いながら子供にも分かる創作劇として、秋祭りのプレイベントとして賀茂神社を舞台に安田先生ほか有名な方の友情出演を得て奉納公演が行われます。
「蔦賀茂」は賀茂神社の神様と神官、それを補佐する”五苗”の人たちが平安時代(1084)の蔦島に神様をお祀りした云われを表した物語です。
安田さんがこのプロジェクトを友人たちに話をすると、ラッパーで小説家でマルチクリエイターのいとうせいこうさんが「じゃあ、能の一部をラップにしちゃいましょう」と言い・・浪曲師の玉川奈々福さんや落語家の笑福亭笑利さんは「能の謡は難しいから、そこは落語や浪曲で皆さんに分かりやすく伝えます」となり・・Eテレのオフロスキー(みいつけた!)の編曲も手掛け、かつ明和電機にも所属する電子音楽のヲノサトルさんも「編曲と演奏は俺に任せろ!」となり・・元、宝塚劇団の大崎緑さんは「動きは私が振り付けます」となり・・芸術家の山下昇平さんは「じゃあ、みんなで操れる龍、作っちゃいましょう」となり・・安田さんがいつも一緒にやっている東京雑戯団のメンバーや、能の謡を教えている京都・東京のメンバーたちも「私たちも出演します」となって、なんかすごい作品になりそうです。
安田さんはこの仁尾の神話と、室町時代から続く香川県の無形文化財「長床神事」が後世に末永く伝えられるよう応援して下さると同時に、この劇が地元の人たちに、特に子供たちを中心に引き継がれればいいなあ!とこの劇を奉納してくださいます。
仁尾いや三豊市にこの劇を一回限りのものとせず、引き継いでくれる団体が有れば、「翌年もその次も指導に訪れてもいいです」とまで安田さんは言ってくれました。興味を持たれた団体の方がいれば、このホームページのお問合せにて連絡ください。
観覧無料です、大勢の皆様のお越しをお待ちしております。

出演者紹介
安田 登 能楽師(ワキ方下掛宝生流)。
1956年千葉県銚子市生まれ。全国各地の舞台出演や海外での公演も行う。また、神話『イナンナの冥界下り(シュメール語)』でのヨーロッパ公演や、金沢21世紀美術館の委嘱依頼による『天守物語(泉鏡花)』の上演、島根の神楽を取り入れた『芸能開闢古事記』など、能・音楽・朗読を融合させた舞台を数多く創作、出演する。Eテレ「100分de名著」『平家物語』・『太平記』・『ウェイリー版・源氏物語』講師、朗読。著書:『野の古典(紀伊國屋書店)』、『身体感覚で『論語』を読みなおす。』、『能 650年続いた仕掛けとは』(以上新潮社)、『あわいの力 「心の時代」の次を生きる』、『イナンナの冥界下り』(ともにミシマ社)など著書多数。
いとうせいこう
ラッパー、タレント、小説家、作詞家、俳優、ベランダーとして幅広く活動するマルチクリエイター。株式会社エムパイヤ・スネーク・ビルディング取締役。
大崎 緑 (元宝塚歌劇団雪組男役 大澄れい)
2006年に宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』で初舞台を踏む、その後雪組に配属。在団中から絵の才能を開花させ、ファンからは画伯と呼ばれ親しまれる。 2014年に退団。退団後は美術の道へ
笑福亭笑利(しょうふくてい しょうり)
上方落語協会に所属する落語家。笑福亭鶴笑門下。
ヲノサトル(アーティスト)
明和電機(中小電機メーカーに「擬態」した芸術ユニット。)のメンバー。ディレクション、楽曲の編曲や楽器演奏などを手がける。
玉川菜々福 浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲や、長編浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。
秋祭りの日程
沓脱八幡宮 宵宮祭 10月10日
大 祭 10月11日
賀茂神社 宵宮祭 10月11日
大 祭 10月12日
曾保日枝神社 宵宮祭 10月12日
大 祭 10月13日
賀茂神社・秋祭り奉納劇「つたじまのおろち」のお知らせ 10月4日 17時より