讃岐源之丞里帰り公演 令和7年4月13日 開演13時30分

見直そう、ふるさと仁尾

讃岐源之丞里帰り公演 令和7年4月13日 開演13時30分

令和7年4月13日 讃岐源之丞里帰り公演
演目:傾城阿波の鳴門 順礼歌の段

注:写真は恵比須舞です

 

4月13日(第2日曜日定期公演)仁尾賀茂神社の長床に於いて13時半より、讃岐源之丞里がえり公演を行います

傾城阿波の鳴門 順礼歌の段

あらすじ

阿波徳島藩のお家騒動に絡み、主君の宝「国次の刀」が何者かに盗まれました。主の命を受けた十郎兵衛は刀を取り戻すために、幼い娘おつるを祖母に預け、妻お弓とともに名を変え、盗賊に身をやつして大坂(現在の大阪)に移り住んでいました。

順礼歌の段  大坂の家でお弓が一人でいたところ、巡礼姿の女の子が訪ねてきます。お弓は言葉を交わすうち、徳島に残してきた娘のおつるだと分かります。おつるを危険に巻き込まないために名乗らず、国元に帰るよう諭しますが、おつるが去った後に思い直し、慌てておつるの後を追います。】

一方、お弓と別れたおつるは、偶然十郎兵衛と出会います。金に困っていた十郎兵衛は、我が子とは知らず、思わず手を掛けてしまいます。お弓から、巡礼の女の子が幼い頃に別れたきりのおつるだと聞き、亡きがらを前に十郎兵衛とお弓は悲嘆に暮れます。おつるは国次の刀を盗んだ真犯人を知らせる祖母の手紙を持っていました。十郎兵衛夫妻はその手紙を読んで、急ぎ徳島へ帰参し、無事に国次の刀を取り戻したのでした。