碑文
応徳元年甲子年(1084)
賀茂皇太神宮網浦影向地
天保十一年庚子初夏 宮内小丞賀茂 清谷書
天保十一年(1841)建立
網の浦影向地とは 山城の国賀茂皇太神宮は皇室の氏神であり、神武天皇以前の神として広く崇敬されていた。その神様がこの世に応現しお姿をみせないでご来臨する清浄なる聖地を意味する。
揮毫した宮内小丞賀茂清谷は幼少を貢若丸と称し関白大臣豊臣秀次と縁あり、北面の武士で従四位まで昇進した文武両道の武将であった。
出典:「三豊の文化財第四集 三豊の碑編 仁尾町の碑」より
賀茂皇太神宮網浦影向地